第143回西日本整形・災害外科学会学術集会

令和4年6月11日（土）・12日（日）の二日間、第143回西日本整形・災害外科学会を福岡で開催させて頂きます。大変光栄であるとともに、大きな責任を感じております。開催をお認めいただきました会員の先生方に、改めまして御礼申し上げます。

コロナの影響が懸念される中での学会開催は、多くの不確定要素が伴いますが、今回は敢えて「現地開催」を目指すことを前提としました。そのため、様々な想定をした上で対策を講じる必要があります。その一つとして、今回は特別講演は行わず（遠方から演者をお招きすることは控えました）、その時間を質疑応答にあてることとしました。

といいますのも、本学会の前身の「西日本整形災害外科集談会」は、約70年前の1951年（昭和26年）6月に第一回が開催され、西日本地区における整形外科学の普及と発展へ貢献してきたと同時に、「若手医師の学会発表の登竜門」としての役割も担って参りました。そこで今回は「学会発表の経験の場」とすることに重点を置きました。具体的には、以下の3点です。

1. 特別講演：実施しません。その時間を、質疑応答の時間に当てます。
2. ランチョンセミナー：演者を福岡近郊の先生に限定します。内容も若手医師が知っておくべき症例提示を中心とします。
3. 主題：若手教室員からのアンケートに基づき設定しました。

「磨けプレゼン力」のスローガンのもと、現地において対面での質疑応答が行えますよう、出来得る限りの準備を進めて参ります。多くの先生方にご参加いただき、活発な質疑応答を通じて実り多い学会となることを願っております。