ご挨拶

第135回西日本整形・災害外科学会学術集会 会長

山本 卓明

(福岡大学医学部整形外科学教室 教授)

平成30年6月2日(土)・3日(日)の二日間、第135回西日本整形・災害外科学会を福岡で開催させて頂くこととなりました。たいへん光栄であるとともに、大きな責任を感じております。本会開催をお認めいただきました会員の先生方に、この場をおかりしまして心より御礼申し上げます。

本学会の前身の「西日本整形災害外科集談会」は、今から約66年前の1951年(昭和26年)6月に第一回が開催されました。その後も脈々と受け継がれ、現在の第135回西日本整形災害外科学会に至っております。この間、本学会は西日本地区における整形外科学の普及と発展に大きく貢献してきたのみならず、若手医師の学会発表の登竜門としての役割も担ってきており、医学の発展と医師の育成の両面で欠かすことのできない重要な学会であります。今回も、その役割がしっかりと果たせるように努めて参ります。

特別講演は、

  1. 大阪大学 理事・副学長、整形外科教授 吉川秀樹先生
    「医療事故から学ぶリスクマネージメント」
  2. 順天堂大学医学部 総合診療科・病院管理学 教授 小林弘幸先生
    「整形外科医に役立つ医療安全・医療倫理~守りの美学」

としてご講演を賜る予定になっております。

また本年度は、平昌冬季オリンピックおよびサッカーワールドカップロシア大会などが開催される年でもありますので、スポーツに関連した内容も主題に含めさせていただき、

  1. スポーツ障害・外傷の現況と課題 
  2. 小児救急外傷の現況と課題
  3. 骨粗鬆症性椎体骨折の保存療法の適応と限界

の3つのテーマを準備させていただきました。

6月初旬の福岡は、梅雨入り前で、大変過ごしやすく快適な季節です。是非、多くの先生方にご参加いただき、実り多い学会となることを願っております。

福岡でお会いできますことを楽しみにしております。

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