第38回目の日本膵切研究会を2011年8月26日(金)・27(土)に久留米でお世話させて頂くことになりました。教室員一同皆様の御来久を楽しみにしております。
 本研究会は1984年に「PD懇談会」として発足し、第4回は久留米市で私の恩師である中山和道名誉教授が萃香園ホテルで開催されています。第10回からは現在の名称である日本膵切研究会となっています。本研究会は本音で討論ができる唯一の研究会であり、参加施設は年々増加し現在では141施設となっています。膵臓手術は安全に行えるようになったとはいえ、膵癌に対しては20年間ほとんど治療成績の向上がみられていません。治療成績向上のためには卓越した外科医も必要であり、そのためには若い時から実践が必要と考え、全員討論のテーマとして膵頭十二指腸切除術の教育体制を選びました。
 1日目は全員討論会と全員懇親会、2日目は一般演題・ポスターとランチョンセミナーを予定しています。久留米での開催は久留米大学第2外科教室の中山教授についで2度目ですがよろしくお願いいたします。
  皆様にお会いできるのを楽しみにしております。