会長挨拶

第19回日本組織移植学会総会・学術集会
会長 占部 憲
(北里大学メディカルセンター 整形外科学 教授)

この度、2020年8月28日(金)~30日(日)まで博多駅に立地するJR博多シティ会議室にて、第19回日本組織移植学会総会・学術集会を開催させていただきます。伝統のある日本組織移植学会を主催させていただくこと、身に余る光栄であり、諸先生方、コーディネーターの方々に深謝いたします。

本総会のテーマは「組織移植の次の一歩」とさせていただきました。近年臓器移植医療と組織移植医療の連携が求められています。国民に対しても臓器や組織を問わず移植についての啓発活動が予定されています。連携を図るために何をすべきか、何が始まっているのか、臓器と組織が同じ方向に進んでいけるためのシンポジウムを企画する予定です。

また私は同種組織を用いた再生医療の研究、臨床応用を行ってきましたので、組織移植と再生医療が協調することで新しい一歩が踏み出せないかを考えたいと思います。特別講演としまして、東海大学医学部整形外科学教授の佐藤正人先生と佐賀大学医学部臓器再生医工学講座教授の中山功一先生に細胞治療についてのご講演をお願いしています。

私は2001年に北里大学医学部整形外科学教室に赴任し、北里大学病院骨バンクの一員として日本の組織移植と本格的に向き合うことになりました。以来組織も臓器もですが、移植に関わる医療従事者の皆様の献身的で真摯な活動にしばしば感銘を受けてきました。そこでもう一つの特別講演を、帝京大学経済学部経済学科教授の小島寛之先生にお願いしております。小島先生には社会的共通資本としての医療についてのお話を頂く予定です。

本総会・学術集会では、いろいろな立場から移植の次の一歩を考えるために、様々な職種の方々に多数参加していただき、新しいネットワークが作れるような場になればと考えております。

ポスターの写真は博多祇園山笠です。皆様のお力が結集して組織移植を推進できることを祈願して作成しました。

多くの演題と皆様のご来福を心よりお待ちしております。

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