会長挨拶

このたび、東北・関東地方に2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災された皆様におかれましては、心からお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族に心からお悔やみ申し上げます。被災地域の一日も早い復興をお祈りしております。

被災地域の皆様は、悲惨な状況からの医療の復興にご尽力され、学会どころではないとは存じますが、我が国の医学の進歩は遅滞なく粛々と歩むべきと考えております。

したがいまして、このたび第45回日本側彎症学会を来る平成23年10月26日(水)、27日(木)の2日間、久留米の地において開催致します。さらに10月26日(水)~29日(土)までの4日間 を「Spine Week Japan Kurume 2011」 と題しまして、『第20回日本脊椎インストゥルメンテーション学会』との合同開催としております。

日本側彎症学会は、今回で45回を迎える伝統と権威のある学会であり、小児の脊柱変形の原因究明、疫学、学校検診、保存療法、手術療法に至る、基礎から臨床に渡る幅広い範囲を網羅した専門学会です。今回の第45回の主題は、「各年代における側彎症治療の工夫」と定め、主題1)は幼児期、主題2)は学童期、主題3)は思春期と定めました。そして、主題4)は成人期以降と題して、10月27日木曜日の午後に第20回日本脊椎インストゥルメンテーション学会との合同シンポジウムと致します。また、山田・井上メモリアルレクチャーは、いずみ整形外科クリニック院長の泉恭博先生に講演を賜り、海外招待講演は韓国全南大学のJae-yoon Chung先生にご講演いただきます。

教室一同、本学会が参加者にとって魅力あふれる学会となるように一生懸命に企画しております。ほとめきの街久留米で開催される本学会への多くの演題のご応募、ご参加をお願い致します。


第45回日本側彎症学会
会   長   永 田  見 生
(久留米大学医学部整形外科学教室 教授)

このページのトップへ