ご挨拶

この度、第40回日本栄養アセスメント研究会を、2017年6月9日(金)・10日(土)の2日間、福岡県久留米市の久留米シティプラザにおいて開催させていただくことになりました。歴史と伝統のある本研究会を主催する機会をいただき、大変光栄に存じます。代表世話人の森山光彦先生、和佐勝史先生をはじめ、世話人各位、会員の皆様にこころより感謝申し上げます。

今回の研究会では「栄養アセスメントの臨床応用と問題点を見直す」をテーマに議論したいと考え、初日の9日には教育セミナー(呼吸器疾患、腎疾患、担がん、侵襲)を、10日には特別講演、ランチョンセミナーを企画しております。昨今、小児から高齢者まで栄養アセスメントにおけるパラメータは多様化していますが、漫然と使用されている場合も多く見受けられ、十分に臨床応用ができていないと考えております。栄養アセスメントにおけるパラメータの正当性の再評価を行い、栄養アセスメント後に適切なファーストステップを踏むことができるように皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

今回、研究会を開催させていただく福岡県久留米市は、九州一の大河「筑後川」が北東部から西部にかけて貫流し、東部には屏風のように切り立つ耳納連山があり、広大で肥沃な筑後平野とともに緑豊かで美しい自然景観を誇っています。市の中核施設として誕生した久留米シティプラザは演劇・音楽会・コンベンションなど人と人との交流を大切にする憩いの場として平成28年4月に開館したばかりの会場です。また久留米市はとんこつラーメン発祥の地であり、焼き鳥店舗数は人口1万人あたり全国最多です。食・文化・芸術のまち久留米において実りのある本研究会が開催できれば幸いです。皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。

平成28年9月吉日

第40回日本栄養アセスメント研究会会長
久留米大学医学部附属病院 副病院長
医療安全管理部 部長

田中 芳明

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