事務局

久留米大学医学部外科学講座
小児外科学部門
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会長挨拶

第45回日本胆道閉鎖症研究会の開催にあたって

この度、第45回日本胆道閉鎖症研究会を開催させていただくこととなりました。歴史を重ねた本研究会を主催させていただき、たいへん光栄に感じております。久留米大学小児外科では矢野博道先生、溝手博義先生が幹事として本研究会に深く関与されてこられましたが、久留米での開催は初めてとなります。

本症の病態研究や診療成績の向上において本研究会は大きな役割を果たしてきました。登録制度も確立し国内での全体像も把握されるようになっていますが、一方、自己肝生存率の向上はなお長足の進歩を遂げているとは言えません。そこで今回のテーマは薬物治療に焦点を絞り自己肝生存率の向上に一定の役割を果たしていることが何らかの形で表されればと考えております。もちろん一般演題として、会員の先生方の貴重なご経験をご発表されることも大歓迎であります。そんな中で、今回、ランチョンセミナーとして、利胆作用、抗炎症作用、抗線維化抑制作用、抗酸化作用などを有する茵蔯蒿湯について多数の英文業績のある名古屋大学腫瘍外科の横山幸浩先生をお招きし肝胆道外科における茵蔯蒿湯に関する知見をお聞かせいただくことになりました。

学術的なこと以外にもB級グルメの聖地、ここ久留米で焼鳥、とんこつラーメンなどもお楽しみ戴ければと考えています。

今回の研究会が会員の皆様、そして多くの患者さんたちにとって実り多いものとなりますことを願い、多数の先生がたの御参加を心からお待ちしております。

第45回日本胆道閉鎖症研究会 会長
久留米大学病院長
久留米大学外科学講座小児外科部門主任教授
八木 實

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