第19回日本救急医学会九州地方会

このたび、第19回日本救急医学会九州地方会の会長を承りました、平原健司です。

本学会のテーマは、『現場から繋ぐ・未来へ繋ぐ　九州プレホスピタルケア』と致しました。2014年1月から佐賀県もドクターヘリの運航を開始し、プレホスピタルケアにおいて九州各県の足並みが揃いました。しかし、同じ九州内といえども地域それぞれの事情を抱えておられることと察します。

これを機に、各県のプレホスピタルケアの現状を把握し、画一的ではない各地域に見合う運用と、災害時などの足並みを揃えた活用など、現実に即した議論ができればと思っております。また、同じくプレホスピタルケアに関する救急隊のワークショップも企画します。救急隊の皆さんが、本学会に奮ってご参加いただくきっかけになればと思います。

九州のプレホスピタルケアの未来を救急隊、医師・看護師、そして行政と一丸となって切り開いていく端緒になれば幸いです。

皆様の佐賀市へのお越しを心よりお待ち申し上げます。