第38回福岡救急医学会

福岡県の地域の実状に応じた救急医療

第38回福岡救急医学会学術集会を2019年（令和元年）9月7日（土）に古賀市の『リーパスプラザこが（古賀市生涯学習センター）』を会場として開催させていただきます。

第1 回福岡救急医学会は1982年（昭和57年）9月に“福岡県における救急医学の研究研修を推進し、救急医療の普及発展に寄与する” ことを目的として設立され、井口潔学会長のもと都久志会館で開催されました。以後毎年9 月に学術集会が開催されています。

令和元年の学術集会テーマは『地域の実状に応じた救急医療』です。

県内各地の救急医療は施設ごとに特徴があり、病院前救護の質を担保するメディカルコントロール（MC）体制についても地域間で違いがあります。そこでサブテーマを「①多発外傷・重症外傷の対応と②病院前救護の在り方」と題したシンポジウムを企画しました。

このほか一般演題、教育講演『見逃さない！メディカルスタッフが知っておきたい危険なサイン　〜呼吸・循環・脳神経疾患の初期対応とピットフォール〜』、ランチョンセミナー3 題、救急隊員部会セミナー、看護部会研修会と市民公開講座『①熱中症とインフルエンザに関する予防救急、②救急車を正しく利用するには』など盛り沢山のプログラムです。救急医療に係わる皆さん、医療・救護・看護・介護等に係る多職種の皆さん、学生の皆さん、そして地域住民の皆さんにも役立ち活かせる内容を盛り込んでいます。

古賀市は江戸時代には「唐津街道」が通り『青柳宿』と呼ばれる宿場があったように、昔から交通の要所でした。今回の『リーパスプラザこが（古賀市生涯学習センター）』はJR 古賀駅や九州自動車道の古賀インターから近く、学会参加には非常に便利な会場です。

多くの皆様のご参加を心よりお待ちしています。

2019年8月吉日