ご挨拶

第34回福岡救急医学会学術集会の開催にあたって

第34回福岡救急医学会学術集会を大牟田市において開催させていただく事となり学会ホームページの開設に際しご挨拶申し上げます。

福岡救急医学会学術集会は昭和57年9月13日に第1回を九州大学第二外科井口 潔会長のもと都久志会館にて開催され今回に至っております。ここ大牟田市では、第16回の学術集会が平成9年に大牟田文化会館で開催され18年ぶりの開催となりました。今回は学術集会のメインテーマを「情報の共有と効率化」として2015(平成27)年9月5日に開催いたします。前回の学術集会の会場は、大牟田文化会館を使用しましたが、改装中のためやや手狭となりますがオームタガーデンホテルを準備し皆様方をお迎えいたします。

さて、ここ大牟田市は高齢化率の高い都市として、日本の平均の10年先を進んでいるとも言われており、生産年齢人口の減少とともに効率の良い救急医療が望まれています。人口構成の変化に伴う認知症患者への対応や福岡県医師会の進める地域包括ケア、市行政としての救急搬送など多岐にわたる活動がありますが、その情報が各実施機関で共有されれば地域の実状に応じた更なる効率化が図られ、地域住民の安心・安全に繋がるのではないかと考え学術集会を企画させていただいております。

大牟田市での開催は、福岡救急医学会の皆様の救急病院地方創生企画の一つとご理解を賜り、会員皆様のご支援をいただきながら、小粒ではありますが充実した学術集会の運営を行いたいと考えております。

よろしくご支援ご参加の程お願いいたします。

第34回福岡救急医学会

学術集会会長 藤野 隆之

(地方独立行政法人大牟田市立病院 副院長・救急科部長)

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