
この度、第48回九州リウマチ学会を、来る平成26年9月6日(土)・7日(日)の2日間、久留米市で開催させていただくことになりました。大変光栄に存じます。
実は、前回10年前に第28回学会を開催させていただいたのですが、インフリキシマブ、レフルノミドが発売されてちょうど1年を過ぎておりました。その学会以降、新たに新規の生物学的製剤6剤が追加され、JAK阻害剤、DMARDsに属するイグラチモドなどが発売され、私共は多くの治療ツールを得ました。治療に関しては、T2Tの概念、2012年ACR, 2013年EULARと相次いで、ガイドライン・リコメンデーションが発表され、治療法が確立されつつあります。ただ症例により重症から軽症まで、薬物の有効な患者から無効の患者まで、また副作用のあるなしなど患者さん次第で大きく異なるのも事実です。
今回の学会は、最近発売されて時間が短いもの、点滴製剤に加え皮下注も可能となった、内服での新規薬剤など、そろそろ各施設でも症例数が増え、経験を踏まえて、各薬剤の使用にあたっての症例の選択、適応、副作用の出現など、主題1-1.「新規抗リウマチ剤の使用経験」、主題1-2「難治病態の治療法とその経験」で、RA並びに膠原病を対象とし、外科系では、主題2「新しい手術法とその経験」と部位にこだわらず、広く対象といたしました。経験に裏打ちされた発表を伺えるものと存じます。
学会では、特別講演、ランチョンセミナー、イブニングセミナー、モーニングセミナーを計画し、患者さんのためには市民公開講座も開催予定です。関節リウマチの治療に関する話題、注意すべき点、その他日常診療にきっと役に立つ話題をお話いただく予定です。今回は多くの方が参加できるよう、広い会場を用意いたしました。隣接した石橋美術館での美術鑑賞、広い庭での散策なども可能です。皆様、奮ってのご参加をお待ち申し上げます。
最後に、本学会が皆様方の、リウマチ学の知識向上および日常の診療に役立つことを願うものであります。
第48回九州リウマチ学会会長
久留米大学医療センター・リウマチ膠原病センター
福田孝昭
