ご挨拶
この度、第31回福岡県医学検査学会を、新型コロナウイルス感染防止のため、
前回の第30回に続きWEBオンデマンド形式で2022年6月18日（土）～26日（日）の9日間開催する運びとなりました。
検査業界はすさまじい勢いで技術進歩と改革を余儀なく強いられ、診療においても質の担保と向上は常に求められております。 また、大病院や大きな施設においても、専従ではなく兼務で業務を従事している場合も多く、 自身の技術更新と後進の人材育成に、毎日が戦いにも似た日々をお過ごしではと御察し致します。
今回は、特別講演として国際医療福祉大学 大学院医学研究科循環器内科学・福岡薬学部教授 岸拓弥先生に
『SNSを「真面目に」「気軽に」使ったら見えてくる「優しい」世界 〜医療情報は誰のもの？〜』と題して、医療情報の発信についてのお話をいただくことになっています。
教育講演では、熊本保健科学大学客員教授 嶋田かをる先生に『新しい世代が活躍する検査室づくり』
－ 多様性を認めあう 伝え方・教え方 －をご講演いただき、後進の育成のヒントがあると確信しています。
シンポジウムでは、「あなたの施設での教育方法を教えて下さい 〜臨床検査技師への教育 "伝え・育てよう〜」を
テーマに4施設から各分野の技師の教育方法をご披露していただき、一般演題32題、企業セミナー4演題など講演を用意しています。
コロナ禍の中、実行委員一同、WEBでもWEBならではを合い言葉に準備して参りました。 何か一つでも一欠片でも、会員ならびに賛助会員みなさまに『とどけ コ・コ・ロ へ 』を願い、多くの御参加を心よりお待ち申し上げます。
2022年4月吉日 第31回福岡県医学検査学会 学会長（筑後地区長） 田代 恭子概要
| 学会名 | 一般社団法人 福岡県臨床衛生検査技師会 第31回福岡県医学検査学会 |
|---|---|
| テーマ | 『とどけ コ・コ・ロ へ』 |
| 会 期 | 2022年6月18日(土) ~ 26日(日) |
| 開催形式 | WEB開催 オンデマンド形式 |
| 学会長 | 田代 恭子 |
| 実行委員長 | 佐藤 謙一 |
| 参加費 | 無 料 |
| 主催 / 担当 | 一般社団法人 福岡県臨床衛生検査技師会 / 筑後地区 |
プログラム
特別講演
『SNS を「真面目に」「気軽に」使ったら見えてくる「優しい」世界 〜医療情報は誰のもの?〜』
岸 拓弥 先生 (国際医療福祉大学大学院医学研究科循環器内科学・福岡薬学部 教授)
教育講演
『新しい世代が活躍する検査室づくり』- 多様性を認めあう 伝え方・教え方 -
嶋田 かをる 先生 (熊本保健科学大学 客員教授)
シンポジウム
「あなたの施設での教育方法を教えて下さい~臨床検査技師への教育 "伝え・育てよう"~」
1) 検査技師への第一歩 〜夜勤業務と採血業務の二刀流〜
吉冨 博人 技師 (飯塚病院)
2) ISO15189 を活かした細菌検査における教育の現状と課題
清祐 麻紀子 技師 (九州大学病院)
3) OJT や SOP だけではない、システマティックにできない部分も大切にしています
〜あなたの施設での教育方法を教えてください JCHO九州病院心エコー図検査ver.〜
福光 梓 技師 (地域医療機能推進機構(JCHO)九州病院)
4) 当院における細胞検査士教育への取り組み 〜合格から実践まで〜
池田 美穂 技師 (医療法人社団高邦会高木病院)