会長挨拶

 

第45回九州内分泌外科学会会長
田中 眞紀
(社会保険久留米第一病院 外科部長・久留米大学医学部外科学講座准教授)


 この度は伝統ある第45回九州内分泌外科学会を第46回九州外科学会(白水和雄会長)、第46回九州小児外科学会(八木 実会長)とともに久留米市で開催させていただきますことを大変光栄に存じます。会員の皆様には心から感謝申し上げます。

 昨今、乳がんの診療は大きく変遷しており、センチネルリンパ節生検を含む手術の縮小化、薬物治療では手術前後の化学療法、ホルモン剤、分子標的治療など著しい進歩がみられます。また検診や診断にもエネルギーを必要とするなど日常診療の場で外科医の仕事は煩雑化していると予想されます。今回はとくに乳腺の診断を進めていく上で一般外科医が知っておきたい基本的な臨床病理に関して、福岡県八女市ご出身の癌研究会有明病院 秋山 太先生にご講演(ランチョン形式)をお願いしております。明日からの診療の参考になるものと思います。

 内分分泌領域に関して日頃の尊いご経験をご発表いただき活発な討論をいただけると幸甚です。多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。



前のページに戻る

pagetop